CVRとはConversion Rate(コンバージョンレート)の略です。
まずコンバージョンとはWEB上で目的としてるアクションを起こしてくれたことをコンバージョンと言います。例えば店舗系の案件であれば予約をしてくれた、電話タッチボタンを押した、LINEボタンを押したなどが該当するでしょう。
ではCVR(コンバージョンレート)とはコンバージョン÷アクセス数
すなわちアクセスからコンバージョンしてくれる率のことを指します。
CVRが高ければ高いほど少ないアクセスで1件の反応が取れるため、
広告の費用対効果もCVR次第になってきます。
つまりCVRは広告において最も重要な指標の一つとも言えるでしょう。
今日はすぐにできるCVR改善のポイントを話していきます。
ポイントは
・ファーストビュー
・CTAボタン
・見出し
・EFO
に絞った形で話していきます。
【ファーストビュー】
▼ファーストビューとは?
ファーストビューとはサイトを見た時にブラウザに映った最初の部分をファーストビューと言います。
ファーストビューはCVR改善において非常に重要なポイントです。
※私が見ている案件では約50%はファーストビューでコンバージョンしているユーザーが多いです。
▼改善のポイント
・キャッチコピーは多くても一つに絞る
ファーストビューのキャッチコピーは多くても一つです。
ファーストビューの改善で多いのはコピーが多すぎてユーザーに何も伝わらないことが一番もったいないです。
だから本当に響く渾身の訴求を一つにすることがポイントです。
・顧客に響くコピーなのか?
そもそも顧客に刺さらないコピーなら意味がありません。
顧客が求めていない自己満足のコピーなら誰も欲しくならないのです。
・競合よりも強いコピーなのか?
顧客に響くがそもそも競合より強いコピーになっているか?
競合の方が魅力的なコピーを書いているなら、競合に取られてしまいます。
顧客に響き、競合に勝てるコピーを書くことがポイントです。
【CTAボタン】
▼CTAボタンとは?
CTA(コールトゥアクション)の略です。
サイト上でユーザーをコンバージョンに導くボタンをCTAボタンと言います。
例えばお問い合わせフォームに繋がるボタン、電話がつながるボタン、LINEがつながるボタンをCTAボタンと言います。
▼改善のポイント
・CTAのハードルを下げる
└例えばすぐに申し込めるなら○○秒で入力完了と記載したり、
予約でも無料相談をしているなら無料相談予約と記載したり
などが当てはまります。
・CTAボタンを押したら手に入る具体的なメリットを記載
└例えば無料相談の結果手に入る具体的なメリットを記載することも一つです。
・ファーストビューにCTAボタンを設置
└ファーストビューにCTAボタンが仮にないなら絶対にCTAボタンは設置すべきです。理由は前述しましたが弊社の案件ではファーストビューで50%程のユーザーがCTAボタンを押しています。
・CTAボタンを追跡型にする
└欲しいと思った瞬間にCTAボタンを押せる状態にしておかないと、ユーザーは一瞬で欲しいという気持ちは冷めてしまいます。
・そもそものCTAボタンを何にするか決める
└これはCVR改善というよりもビジネス設計の話です。
例えば店舗型案件では、
電話ボタンをCTAボタンに設定するよりも、
予約カレンダーのボタンをCTAボタンに設定した方が、
実際の来店率まで調査すると良い結果になったことがありました。
【見出し】
▼見出しだけで意味が通じるようにする
見出しだけで意味が通じるようにすることも一つのポイントです。
ネットのユーザーはあまり熟読しないと思っていた方が良いです。
そのため見出しを追っていけば意味が通じるようにすることがポイントです。
【EFO】
▼EFOとは?
EFOとは入力フォーム最適化(Entry Form Optimization)
を指します。
エントリーフォームに来たユーザーはコンビニで言えば商品を決めてレジに並んでる状態です。このユーザーを取りこぼすことが一番もったいないです。
▼改善のポイント
・ヘッダーとフッターリンク削除
入力している時に気が散るものはなくしましょう
・漢字とフリガナはどちらかのみ
本当にどちらも必要ですか?どちらかで十分ならどちらかで十分です。
・年齢、住所は本当に必要?
これも本当に必要ですか?ただ何となくデータを取ってるならなくしましょう。
・簡単に入力できるものを上部に
名前など簡単に入力できるものを上部に持ってくることがポイントです。
人間は一貫性という性質を持っています。
・FVで一つ目の入力項目が見える
一つ目の入力項目が見えると入力しやすいと思います。
いかがだったでしょうか?
CVRを最大化して広告の成果も最大化したいですね。