リスティング広告でコンバージョンが出ない時に見るべきこと

 広告を出稿しててコンバージョンが出ないと焦りますよね。。。
 費用垂れ流し状態だと本当に気分が滅入ると思います。

 そんな時に何を見るべきなのか?紹介したいと思います。

【広告出稿しているターゲットは正しいか?】

 あなたが広告出稿しているターゲットは正しいか?をまず見ていく必要があります。

 ▼キーワードが正しいか?

  例えば部分一致で出稿しているなら検索クエリまで見ていますか?
  検索クエリとは出稿キーワードではなく実際に表示されたキーワードを検索クエリと呼びます。
  Google広告の検索クエリは下記の場所から表示させることができます。

  実際に表示されたクエリがマッチしていないなら、

  例えば

  ・マッチタイプを部分一致からフレーズ一致や完全一致に直す
  ・除外ワードを入れる

  などの対応が必要になります。

 ▼ターゲティングは正しいか?

  ・地域設定は正しいか?
   例えば1店舗しかないのに日本全国に出稿していたら費用対効果は悪くなりますよね。

  ・スケジュール設定は正しいか?
   電話の導線しかないのに営業時間外にクリックされてるなどはありませんか?
   電話しか導線がないなら営業時間のみに絞るのもありかと思います。
   ※問い合わせフォームやLINEなどがメインなら営業時間外でも出して良いと思います。

  ・デバイス設定は正しいか?
   特にBtoBでしたらスマフォで問い合わせよりもPCの方が費用対効果が良いケースが多いです。
   反応が出やすいデバイスに注力するのも一つです。

  ・オーディエンス設定は正しいか?
   例えば女性向けのサービスなのに男性も出稿対象になってませんか?
   また年齢も明らかに対象外の人も出稿対象になっていませんか?
   この辺りも見るべき設定です。

【LPの訴求内容が伝わっていない】

 訴求内容は良いのにLPが読みづらくて伝わっていないケースはよくあります。

 ・訴求内容が多すぎないか?
  訴求内容が多すぎても伝わりません。
  メインの訴求は個人的には一つです。一つ以上は書かない方が良いくらいに思っています。基本的にネットのユーザーは流し読みであるという前提を持っておいた方が良いと思います。

 ・文字が多すぎないか?
  ひたすら文字を多くしても読みづらくて読んでもらえません。
  だからこそ写真も途中で入れていくべきです。
  写真があることで目が止まる位置ができます。

 ・見出しがあるか?
  見出しを作ることで目が止まる位置ができます。
  また見出しのフォントサイズと詳細のフォントサイズは極端に変えることをおススメします。極端に変える方が目が止まりやすいです。
  ※また弊社では見出しを読んだだけで伝えたい内容が伝わるようにLPは構成することが多いです。

 ・文字サイズや色のメリハリがあるか?
  重要な箇所は文字サイズを大きくしたり、色を変えることをおススメします。

【訴求内容がそもそもユーザーに刺さっていないor競合より弱い】

 ・訴求内容はそもそもユーザーが求めてるものですか?
  ユーザーが求めていないものをいくら書いても刺さるLPにはなりません。

 ・訴求内容は競合より強いor独自のものか?
  訴求内容は競合より強いですか?
  リスティング広告を出稿している競合より弱い内容なら競合にコンバージョンを取られてしまいます。

 以上。リスティング広告でコンバージョンが出ない時に見るべきことでした。

 リスティング広告は偶然コンバージョンが出ることはあるかもしれません。ただコンバージョンが出ない場合は必ず理由があります。原因を一つずつ潰してコンバージョンを出るようにしていきたいですね。

実はこんなできる?リスティング広告で良く使うターゲティング設定一覧

 リスティング広告はキーワードと広告文を決めて出稿すれば完了ではありません。
 色んなターゲティング設定を組み合わせることで最大限効力を発揮します。
 ここでは検索広告において可能なターゲティング一覧を紹介します。

【デバイス】

 デバイスとはモバイル、パソコン、タブレットの3つに分かれています。
 どのデバイスに出すか?どのデバイスを強めるor弱めるの設定が可能です。
 ※入札単価調整比というところで入札調整も可能です。また一切出したくないデバイスは-100%と入れておけば表示させないことも可能です。

【スケジュール設定】

 どの時間帯やどの曜日に出すか?強弱をつけるか?の設定も可能です。
 店舗向けの広告でしたら例えば店舗の営業時間のみ出稿するなどが可能です。特に電話が問い合わせの導線になってるときは営業時間のみにしておいた方が良いかもしれません。
 また土日も営業してることが強みなら土日は強める等の配信設定も可能です。

【地域設定】

 地域の設定も可能です。店舗向けの広告でしたら店舗の所在地がある市区町村or半径○○kmのような設定をすることが多いです。
 地域設定はサービス提供単価が高いなら広めに配信し、サービス提供単価が低いなら狭めに配信するなどをします。

【年齢・性別・世帯収入】

 年齢・性別でもターゲティング設定することが可能です。
 そもそも男性or女性はターゲットではなければ外して良いと思います。
 また年齢は特定の年齢のサービス提供単価が高い等があれば特定の年代を強く入札しても良いと思います。

  性別もこんな感じでターゲティングできます。こちらの商品は女性向けの商品なので男性は除外してます。

  世帯収入はこんな感じです。

【興味関心事でターゲティング】

 特定の興味や関心、行動、または詳しいユーザー属性を持つユーザーをターゲティングすることも可能です。
 ただ検索広告の場合はそもそもキーワードでかなり絞ってるので余程1件の集客単価が合わないなどがなければあえてこの機能で絞らなくて良いかと思います。

 いかがだったでしょうか?キーワード、広告文、ターゲティングの掛け合わせで反応が取れる軸が見つかった時はもの凄く楽しい瞬間でもあります。
 ターゲティングを使いこなして利益の最大化ができるようにしたいですね。

リスティング広告はキーワード選定が命。キーワード選定のコツ

リスティング広告はどんなキーワードで出稿するか?が命です。
なぜなら出稿するキーワードでどんなユーザーが集められるか?が決まるからです。

ただ落とし穴があります。
いきなりキーワードはどんなワードにしようか?
という出発点をキーワードにすると失敗します。

弊社でもいきなりキーワードは洗いません。
 まずはメモと自分の頭で下記内容を考えます。
 ※ネットを一切使わない方が発想が自由にできる所感があります。

ではどうすればうまいキーワード選定ができるのか?を今日は書いていきます。

【まず何の商品orサービスで「集めるべきか?」を決める】

 これがまず一番最初の出発点です。

 何の商品で集めたいか?ではなく「集めるべきか?」で決めます。
 集めるべき商品とは広告主の「利益の最大化」ができる商品です。
 そもそもリスティング広告を出稿する目的は「最小限の広告費で利益を最大化する」ことだと思います。

 だから自社の商品で最も利益が上がる商品とは何か?
 これを考える必要があります。

 ▼利益の最大化ができる商品とは何でしょうか?

  私は単価(LTVを含めた)、コスト、アップセル可能性で点数を付けます。

  ・単価(LTVを含めた)→高いなら3点、低いなら1点
  ・コスト→高いなら1点、低いなら3点
  ・アップセル可能性→高いなら3点、低いなら1点

  この合計点数の高い商品を優先的に出稿します。
  ※弊社では更に検索回数、クリック単価を掛け合わせて評価します。

【3C分析。ユーザー、競合、自社の強みを徹底的に把握する】

 よく聞いたことがある3C分析ですね。
 顧客、競合、自社に分けて分析する方法です。

 具体的な内容で紹介すると、

 ・顧客のベネフィットは何か?⇒ベネフィットとは顧客がそのサービスを使った結果得られる嬉しい未来を指します。

 ・顧客が欲しくなるTPOのシチュエーションは何か?⇒TPOとは簡単に言うと時、ところ、場合です。

 ・顧客とはどんな人なのか?⇒人物像が欲しい時に愚痴ってる動画が再生できるくらい解像度を高くしましょう。

 ・競合は誰なのか?⇒実際に出稿するサービスで集めるワードで検索して何を訴求しているかチェックします。

 ・顧客に刺さり、競合に勝てる、自社の強みは何なのか?

 最低限これを確認してからキーワード選定をします。

【軸キーワードの選定】

 ▼キーワードプランナーを使ってワードを広げる

  まずはキーワードプランナーを使ってどんなワードがあるのか広げます。
  https://ads.google.com/intl/ja_jp/home/tools/keyword-planner/
  新しいキーワードを見つけるという方をクリックします。

  キーワードから開始とウェブサイトから開始の2つがあります。
  キーワードから開始は、キーワードをもとに関連しそうなキーワードを表示するやり方です。私は大体こんなワードだろうというイメージが湧いている時にこちらを使います。

  他方ウェブサイトから開始は、特定のURLを入れて、そのページorサイトから関連するワードを表示するやり方です。私はキーワードイメージがあまりついてない時で競合のLPやサイトを入れて考えるとき使います。


 

  と検索すると下記のように意味合いが似てると思われるワードが表示されます。

  二重整形で検索した際の軸になりそうなワードは、二重整形、埋没、辺りでしょうか?
  というイメージで軸ワードを決めていきます。

【関連語の選定】

  軸キーワードが決まったら関連語(複合語)を一覧で見つけます。
  良く使う関連語ツールは、ラッコキーワードというツールを私は使っています。
  https://related-keywords.com/
  こちらの検索窓に軸ワードを入れて関連語を洗うイメージです。

  関連語を洗ったら更にキーワードプランナーで検索回数があるものとないもので優先順位を付けます。
  検索回数の調査方法は下記です。      

  キーワードプランナーに戻って検索のボリュームと予測のデータを確認するをクリックします。

【キーワードのまとめ方】

  こんな感じで軸キーワード、関連語を洗ったら具体的に出稿するキーワードを決めていきます。
  私は検索回数が多い順にみて、自社が勝てると思うキーワードはチェックをつけていきます。
  例えば二重整形がどこよりも安いなら、二重整形 値段で検索してるキーワードは勝てる可能性が高いですよね?
  というイメージです。
  ここで顧客に刺さるか?競合に勝てるか?の事前に調べた部分が大事になってくるのです。
  広告文レベルでももちろん自社の強みを考えますが、キーワードレベルでもこの調べてるユーザーを競合と取り合った時に勝てるか?という観点でチェックをするのです。

【マッチタイプ設定】

  洗ったキーワードのマッチタイプを決めていきます。
  マッチタイプは3種類あります。完全一致、フレーズ一致、部分一致の3種類です。

  完全一致は、指定したキーワードと同じ意味または意図の検索語句に対して広告を表示できる、キーワードのマッチタイプです。完全一致は広告の表示対象を最も絞り込むことができるマッチタイプですが、広告表示対象となる検索の数はフレーズ一致と部分一致よりも少なくなります。

  フレーズ一致は、キーワードと同じ意味の検索語句に対しても広告を表示できるキーワードのマッチタイプです。文言に差があっても、同じ意味に解釈できる場合は一致と見なされます。また、キーワードよりも具体的な情報を追加した検索も一致します。

  部分一致は、指定したキーワードと同じ意味の検索語句に対して広告を表示できる、キーワードのマッチタイプです。これには、キーワードそのものを含まない検索語句も含まれます。このため、完全一致やフレーズ一致の場合よりも多くの検索に広告を表示できます。

  私はこのポジションなら勝てると思ったワードはある程度広いフレーズ一致or部分一致を設定することが多いです。
  ワードによってマッチタイプを分けることがポイントです。

【除外キーワードの選定】

最後にこれを含むワードは明らかに対象外だろうというワードは除外しておくことも重要です。

以上です。いかがだったでしょうか?

リスティング広告はキーワード選定が本当に重要です。
キーワード選定をマスターして利益が最大化できる運用をしたいですね。

店舗案件必見!地域ワードと地域ターゲティングの設定方法

 店舗案件だと店舗の近くのユーザーにアプローチしたいですよね?

 Google広告では店舗から半径○○km以内、○○区のみ、○○県のみ設定するなどの方法があります。

【地域ターゲティングの方法】

 Google広告の地域ターゲティングの方法は下記の通りです。  

 ・地域設定をしたいキャンペーンを選択  

 ・左側のタブの地域を選択

 ・ペンをクリックして住所か範囲を選択   

 住所の場合、市区町村、都道府県、国単位で入力が可能。 

 範囲の場合、店舗の住所から半径○○kmのような設定が可能です。  

 ※店舗案件の場合弊社は範囲を選択して店舗の住所から半径○○kmの設定をすることが多いです。

 半径の目安は様々ですが、売っているものが高額の場合は広めに設定が多いです。    

 高額商品の場合買い物に失敗したくないのである程度遠くても良いものを購入したいとなりますよね?  

 ・保存をして完了です。

【ワード毎の地域設定の例】  

 ・出稿ワードが地域ワードの場合は地域ターゲティングは緩め。 

 地域ワードのみを設定したキャンペーン群の場合は地域ターゲティングは緩めorしない時もあります。  

 例えば銀座にあるお寿司屋さんだとして、千葉市の方が検索しても「銀座 寿司」で検索したらリスティング広告を出しても構いませんよね?   

 千葉市の方でも例えば職場が銀座であることや、たまたま銀座の近くで泊るから検索した、ということはあると思います。  

 ・出稿ワードが地域ワード以外の場合は地域ターゲティングは厳しめ。  

 逆に地域ワード以外をまとめたキャンペーン群の場合は地域ターゲティングは厳密にします。

 銀座のお寿司屋さんだとして、「寿司 近くの美味しいお店」と検索されたら、あくまで近くにいる人をターゲティングしないと効果がない広告になっていまいますよね?

 というようなイメージで私達は地域ターゲティングを考えることが多いです。

 ワードによって地域のターゲティングを考えてみるのも面白いと思います。

GA4の電話コンバージョン設定の方法。店舗案件なら必須

 ユニバーサルアナリティクスが終了して、GA4になるとアナウンスがあってから暫く経ちますね。

 今回は店舗案件なら必須の電話コンバージョンをGA4でカウントする方法を紹介したいと思います。

 店舗案件では電話経由の予約も多いと思います。

 電話コンバージョンを計測可能にすることで、リスティング広告のどんなワードで電話ボタンを押したのか等が計測することが出来ます。

 ただし電話コンバージョン、LINEコンバージョンは通常のGA4のコンバージョン設定の方法だと計測できません。

 そこでGoogleタグマネージャー側でGA4のイベント設定を使って計測設定をします。

【タグマネ側の設定】

 まずはgoogleタグマネージャーで対象アカウントを選択します。

▼タグのタブをクリック

 ・タグの画面右側にある「新規」ボタンをクリック

 ・Google アナリティクス: GA4 イベントを選択
  ※GA4の本体のタグは既に設定してあることが前提です。

 ・イベント名を入力
  ※弊社ではClick_telにすることが多いです

 ・パラメータ名、値を入力
  パラメータ名はある程度自由ですが、値はClickURLにすることが多いです。

▼変数のタブをクリック

 ・変数のタブで設定をクリック

 ・Click URLにチェックを入れます

▼トリガーのタブをクリック

 ・トリガーのタイプをクリック-リンクのみをクリック

 ・トリガーの発生場所を一部のクリックリンクをクリック

 ・Click URLで含む telと設定
  ※リンクURLがtelを含まない電話番号リンクの場合はリンクURLを変えて設定します。

▼忘れずに公開ボタンを押す

 最後に公開ボタンを教えてgoogleタグマネージャー側は終了です。

【GA4のイベント設定】

 ・GA4を開いて左側の設定をクリック

 ・電話ボタンがクリックされていればClick_telというイベントが発生します。
  ※GA4はデータ反映が今のところ遅いイメージなので1日程待った方が良いかもです。

 ・コンバージョンとしてマークを付けるをオンにする

 これで完了です。

 いかがでしょうか?
 店舗向けの案件では電話経由の予約も多いと思いますので、電話コンバージョンは間違いなく取っておいた方が良いです。

 参考にしてみてください。

アセットIDなしでレスポンシブ検索広告のアセット別のCVを確認する方法

 レスポンシブ検索広告は現状管理画面だとCVR、コンバージョン、CPAを確認する方法がありません。
 ただデータポータルと連携することでアセット毎のCVR、コンバージョン、CPAを確認することができます。

 情報として出回っていたのは管理画面のアセットIDとデータポータルのアセットIDで照合する方法でした。

 ただアセットIDが管理画面側で表示されないアカウントも存在しています。
 そこでアセットIDを使わずにアセット毎のCVR、コンバージョン、CPAを確認する方法を紹介します。

【データポータル側で何をするか?】

 まずデータポータル側ですることは、下記内容です。

 対象のGoogle広告アカウントとデータポータルを連携します。
 こちらの説明は割愛します。

 ディメンションで追加するもの
 Asset type
 キャンペーン
 広告グループ
 
 指標で追加するもの
 表示回数
 クリック数
 コンバージョン率
 コンバージョン数
 コンバージョン単価
 費用

【Google広告管理画面側ですることは?】

 ・キャンペーン→広告グループ→広告→アセットの詳細を表示をクリック
  ※分析したいレスポンシブ検索広告のアセットを表示させます。

 するとアセット別の表示回数が表示されます。

【照合のさせ方】

 そこでかなり力技の分析ですが、

 ・Google広告の管理画面の表示回数とデータポータルの表示回数を照合させる

 ことでアセット別のCVR、コンバージョン、CPAを確認することができます。

 以上がアセットIDを使わずにレスポンシブ検索広告のアセット別のCVを確認する方法でした。

 よろしければ試してみてください。

トライフィールドの【企業理念】について

 今回は弊社トライフィールドの企業理念について紹介したいと思います。

 どんな企業にも「企業理念」というものがあるかと思いますが、弊社の場合、どんな気持ちで、どんな目標を持って広告の運用に当たっているか?

 またこんな会社に依頼をしたい!と思って頂ける会社にしようという気持ちで出来た企業理念であります。

 そんな企業理念と行動指針は以下の通りです。

【企業理念】

①「やればできる」を体現し人類に勇気を与える存在である

 「目標に向かい頑張り続ければ必ず達成できるというところを見せれる人間になりなさい」という意味合いです。

 目標を持っている人を応援したい、絶対に成功させたい。代表の強い思いからこの理念は出来ました。

②挑戦者を支援しどこよりも成功させる

 ある程度の結果に満足せずどこよりも結果を出すまで徹底的にマネジメントする。

 これはもし広告運用を依頼してくれている企業に対しての場合、そこそこもうけさせて満足、一流だ、なんて思うなという事です。

 自分を信頼して任せてくれた企業様に「ここに頼んで本当に良かった!!」と思って頂きたいという事です。

 なので運用で良い成果が出ていたとしても更に成果を高めるため、改善案として出し続けるのが弊社の方針です。

【行動指針】

①結果はしがみついてでも出す

 結果が出ないまま諦めるのは絶対NG。

 結果を出すまでありとあらゆる手を尽くし必ず結果を出す事。

②パワフルに推進する

 やるべき事は自ら進める、誰かを宛にしない。

 リーダーシップを取る事です。

 止まっている案件などないようにガンガン連絡を取りましょうという事。

③俺が最後の砦

 自分がこの仕事をミスしたら、忘れたら、そんな気持ちを持ちなさいという事。

 誰よりも責任を持って業務に当たりなさい。

④プロフェッショナルとして自分で学ぶ

 人からやらされるのではなく自ら勉強しなさいという事。

 そのくらい意欲を持ち知識を学びなさい。

⑤感謝を伝える

 些細な事でも「ありがとう」と感謝の気持ちを述べる事。

 これをやる事によって小さい事にも日々感謝出来るようになり、自分が生きていく上でのモチベーションアップに繋がります。

 表面上のありがとうは意味がなく心から感謝する事がマストです。

⑥他人の成功を喜ぶ

 他人の成功を喜べない人は自分の成功もありません。

 自分を否定されてる、未熟さを認めてしまう、プライドが傷つく。

 これが他人の成功を喜べない人の心理となりますが、自分が否定されようが未熟であろうがプライドが傷つきようが関係ない!

 このマインドで頑張れるようになるために他人の成功を喜ぶ事。

⑦誠実

 誠実でありなさいという事。

 相手からの印象は社会人、営業やコンサルティングでもとても大事な事。

 信頼してもらえるよう身だしなみや話し言葉全てにおいて誠実であることが大事です。

⑧報連相

 報告、連絡、相談の事。

 特に1番出来ない事は「悪い報告」です。

 ミスをした時、早く報告しないと大変な事になるケースも少なくないはずです。

 早く報告しておけば小さいミスで済んだのに…なんてことにならないように報連相は徹底してやるという事

 お互いの信頼問題にも影響する事です。

【まとめ】

 いかがでしたでしょうか?

 弊社はこのような理念で日々精進していく事を目指しております。

 もし弊社の広告運用にご興味を持って頂けましたら是非ご連絡をお待ちしております。

週に一度行う【本のプレゼン習慣】とは?

 トライフィールドの習慣【本の共有】に関してお話しさせて頂きます。

 皆さんは普段どのくらい本を読んでいますか?

 何かを学ぶためには読書をする事がとても大事…しかし読みたい本はたくさんあっても1ヶ月に1、2冊読むのが限度ではないでしょうか?

 月に10冊や20冊読むことが出来、全てインプット出来ればとてつもない知識が身に付き仕事の生産性や人生そのものが変わると思いませんか??

 弊社では社員それぞれが週に1冊をマストで本を読んでいます。

 そして読んだ本の内容をプレゼンするという事を習慣としています。

 今回は

 ■本共有習慣の目的

 ■プレゼンの項目
  ・本のタイトルは?
  ・なぜその本を読もうと思ったのか?
  ・本の内容をざっくり説明
  ・今後実行するアクション

 この内容についてお話しさせて頂きたいと思います。

■本共有習慣の目的

 まずなぜこの習慣を作ったか?についてです。

 この習慣を作った大きな理由としては以下の2つとなります。

 ・プレゼン能力の向上

 ・人数分の経験値
 
 まず「プレゼン能力の向上」についてです。

 本は短めの内容でも200ページほどはあります。

 この内容の中で何を伝えるべきか?
 どう伝えれば内容が分かるように伝わるか?

 要点のまとめ方や本当に重要な部分を引き出す事。

 これをする事で長い内容の話を端的に短く伝える能力が身に付きます。

 次に「人数分の経験値を得られる」事です。

 1人では週1冊本を読むのが限界としても、
 仮に4人が読んだ本を共有し合ったら単純に経験値は4倍です。

 それぞれ自分の課題、テーマや読みたい本は違うと思います。

 ですがそのうち似たような問題や壁に当たる時もあるはずです。

 なのでこの発表した内容はExcelにまとめ社内共有し、
 「前にこんな内容誰かが話していたな…」なんて思えば本を読まなくてもすぐそこに答えがある状態にできています。

 下記にてプレゼン項目の内容をお話いたします。

■プレゼンの項目

 「本のタイトルは?」

  まずは本のタイトルです。
  
  具体的に本の題名を発表します。

 「なぜその本を読もうと思ったのか?」

  この本を読もうと思った理由です。

  例で言えば自己啓発系の本を読むとしたら

  「面倒くさいと思い中々行動できない事が多い」
  「目標を達成する自信が無い」
  「人と話をするのが苦手」

  など今の自分の悩みを話すイメージです。

  この本を読めば改善出来るのではないか?と考え読む本を選んでいます。

 「本の内容をざっくり説明」

  目安は30文字~40文字程度で伝える。

  一言で聞いた人がどういう本か想像できるような説明である事。

  ただし珍しい言葉が出てきた場合などは説明を追加しながら話を進めていきます。

  それもみんなのインプットになり良いメリットとなります。

 「今後実行するアクション」

  本の内容から、自分の課題に対して出来る事は何か?
  これを最低1つ、多くて3つくらいを目安に発表していきます。

  そしてなるべく具体アクションまで分解して話す事。

  以下、実際に行った本共有の内容を2つほど紹介したいと思います。

■本共有の事例

 【事例1】

 「タイトルは?」
  └仕事の「生産性」はドイツ人に学べ

 「何で読もうと思ったか?」
  └最近仕事が終わるのが遅くなっていると感じる

 「内容は?」
  └ドイツ人は日本人より1.5倍生産性が高い
   その違いについて書かれている

 「実践する内容は?」
  19時には帰れるようにタスクを分配する
  └上司へ確認すべき内容、マストタスクを優先
   タスクの優先順位を考える

  分からない事はすぐに質問する
  └具体行動は身内の中の話でまずは実践(癖をつける)
   日本人→すぐに質問できない
   ドイツ人→すぐに質問できる

 【事例2】

 「タイトルは?」
  └学びを結果に変えるアウトプット大全

 「何で読もうと思ったか?」
  └アウトプットが苦手だから

 「内容は?」
  └うまくアウトプットする方法が一覧で書いてある

 「実践する内容は?」
  └自分の言葉で書く事(書く事もアウトプットである)
   2週間に3回書くこと(2週間に3回書く事で脳にインプットされやすい)

■まとめ

 いかがでしたでしょうか?

 こうして本共有を行う事によって幅広い知識をインプットできます。

 皆さんの会社でも是非取り入れてみませんか?

CVRが向上するリスティングの広告文作成方法

 今回は「CVRが向上するリスティングの広告文作成方法」についてです。

 ・良い広告文が作成できれば何が良くなるのか?

 ・広告文の決め方は?

 ・広告文を決める前の準備は?

 ・目を引く広告文作成テクニック

  こちらについてお話ししたいと思います。

■良い広告文とは?

 良い広告文が作成できるとクリック率が良くなり、CVRの改善が出来ます。

 これが実現出来ると更にCPAを大きく下げられる可能性も出てきます。

 クリック単価とCVRの向上によりCPAを大きく下げられる事へと繋がります。

■広告文の決め方とは?

 まず広告文をどのような顧客に出稿するか?

 【認知→興味→比較→購入】

 広告を出したいのはどの顧客に向けたものになるのか?

 こちらを考える必要があります。

・ニーズ喚起前のワード

 まだ自社の商品やサービスを知らない人向けです。

 主に認知→興味段階の顧客に向けたワードとなります。

・比較段階のワード

 他社と自社の商品、サービスを比べている人向けです。

 自社の強みを訴求して他社と差別化します。

 主に比較段階の顧客に向けたワードとなります。

・商標ワード

 自社ブランドを知っている人、「比較→購入」段階の顧客に向けたものです。

 主に商標ワードを広告文に入れて購入へと誘います。

 【公式】など入れる事もテクニックの一つとなります。

■広告文作成前の準備

 広告文作成前には以下の準備を行っています。

・事前調査

 まずはクライアントへヒアリング、提案する前にこちらで調べておくべき事があります。

・競合の訴求を調べる

 まずは商品、サービス名で検索します。

 リスティング広告を出している競合を5か所程検索し、

 ここで競合がどんな強み訴求をしているかを洗い出します。

 これをやっておくことでクライアントにヒアリングした時に、

 どんな訴求で戦うべきか?を提案することが出来ます。

・口コミ、知恵袋を調べる

 これは顧客のベネフィットを調査するためです。

 顧客が商品、サービスのどこに価値を感じているのか把握します。

 商品の価値は1番多い意見を参考にするのがベストです。

・ヒアリング

 事前調査した内容とすり合わせてクライアントの強みをヒアリングします。

 ・費用の安さは?

 ・商品の品質は?

 ・商品が届く早さは?

 ・通いやすいか?(駅から近い)

 競合に勝てる強みを探します。

 もしくは競合と被らない強みを打ち出すのも良い戦略でしょう。

■目を引く広告文作成テクニック

・ハードルを下げる

 これは検討段階の顧客には大事な要素です。

 もし欲しい健康サプリメントがあったとして、

 「1ヶ月分で5,000円」と訴求されていたとします。

 この時値段が高い、1ヶ月続くかわからない、と思う方が多いと思います。

 その場合、

 「1週間分お試し980円」みたいな訴求があったら試してみようと思いませんか?

 主に「お試し」「初月無料」「初回○○円」のような使い方をすると

 購入を迷っている顧客に意思決定してもらう要素となります。

・記号を使う

 訴求したいところを強調する際に使います。

 「」、【】、!、?とその他にも様々な記号があります。

 特に使いやすいのは【】です。

 キーワードの強調かつ目立つので目にも止まりやすくなります。

■まとめ

 いかがでしたでしょうか?

 トライフィールドでの広告文を決める際マニュアルとなります。

 リスティング広告の運用に関してお悩みがありましたら是非1度ご相談くださいませ。

リスティング広告の予算使用ペース調整

今回はリスティング広告の予算使用ペース調整に関してです。

 予算使用ペース調整とは毎月リスティング広告で月に使える額の中で、

 ピッタリ広告費を使い切るペースに調整する事です。

 この予算使用ペースは放置しておくととんでもない事になってしまうケースもあります。
 例えば、競合の入札が強くなり全然クリックが出ず予算を使えてなかったとか。

 その逆でクリックが出過ぎてしまい月の半分で予算を使い切ってしまったりだとか。
 今回は下記項目についてお話しできたらと思います。

 ・予算使用ペースの調整方法
 ・予算を使い過ぎてしまっている場合
 ・予算を使えていない場合
 ・予算使用ペースを変える際の注意点

■予算使用ペースの調整方法

 主に上限クリック単価を調整するケースが多いです。

・広告グループの上限クリック単価で調整

 まずはキャンペーン毎のCV、CVR、CPAをチェックします。

 この指標の成果の良し悪しで調整していきます。

 次に見るのは指定したキャンペーンの広告グループです。

 この広告グループの上限クリック単価を調整していきます。
 どう調整するかはシミュレーションでチェックします。

 上限クリック単価をいくら下げたら期間でどのくらい予算を抑えられるか?

 いくら上げたらどのくらい予算を増加させることが出来るのか?

 確認して上限クリック単価を設定します。

・曜日や時間で調整

 稀な件ですが、クライアントによっては土日のCVRが良くなるところなどもあります。

 その場合は「広告のスケジュール」から入札単価調整し、
 +20%、+30%と設定するケースもあります。

■予算を使い過ぎてしまっている場合

 予算を使い過ぎてしまっている場合の調整するべき項目は?

・CPAが高くなっているorCVRが良くない

 反応が取れていないキャンペーンに着目します。

 その後広告グループの上限クリック単価調整に入ります。

 広告費を使っているのにCVしていないキャンペーンは、
 回していても予算を使っているだけになってしまいます。

 広告費を抑えたい場合は
 「CPAが高くなっているorCVRが良くない」これを見ています。

・月末の調整

 どうしても予算をオーバーしてしまう場合、
 広告の停止をするケースもあります。

 もしくは反応の良い曜日(土日のみ)などに配信し、
 上限までいったら広告を停止するなどの策を取ります。

■予算を使えていない場合 

 先程とは逆で予算を使いたいケースになりますが見るべき部分は一緒です。

 CVRが高くなっている項目、
 もしくはCPAが抑えられてるキャンペーンに着目します。

 そのキャンペーンの広告グループの上限クリック単価を調整します。

・コンバージョンした時の利益が大きい物
  
 美容外科の事例で言いますと、
 安価でできる施術の「ダーマペン」の反応が良かったとします。

 その他の項目で「脂肪吸引」のCV反応があった場合、
 単価が高く大きな利益が見込めるキャンペーン「脂肪吸引」に投資する場合もあります。

 どうしても予算を強化する項目が無い場合、クライアントへ相談するケースもあります。

■注意点「日予算で調整しない」

 日予算で予算設定する事も可能です。

 しかしこれをしてしまうと1日の間で、
 「午前中に予算を使い切ってしまった」という事にもなりかねません。

 この場合どうなるのか?

 夕方、夜の時間に検索した顧客に広告が表示されなくなります。

 この時間帯に顧客へリーチできないと、
 CVを獲得できる可能性が減ってしまうリスクがある
ため弊社では日予算で調整していません。

■まとめ

 いかがでしたでしょうか?

 本来日予算でピッタリ制限していれば予算を使い過ぎてしまうという事はありません。
 しかしクライアントの利益を最大化するには、マメな予算使用ペース調整が必要と考えています。

 もしリスティング広告の運用でお困りの企業様がいらっしゃいましたら是非1度ご相談くださいませ。