費用対効果を最大化する広告費の配分の決め方

一般的にリスティング広告を出す前、

・どんな商品を広告に出したいか?

・クライアントの強みは何か?

などをヒアリングしていくコンサルティング企業が多いかと思います。

しかしトライフィールドはその前に行っているマニュアルがあります。

それが「どの商品に広告費をかけるべきか?」の議論です。

クライアントの意向に沿うのが普通、と考える方もいるかもしれません。

トライフィールドの目的は

「クライアントの利益を最大化する」事です。

時には広告費をかけても利益が見込めない事も考えられます。

その時は「広告費をかけるべきではない」という提案をする事もあります。

今回はトライフィールドがコンサルティングを始める前に、

どんな事をヒアリング、調査しているか?

ここについてお話ししていけたらと思います。

■クライアントの扱っている商品を洗う

まずはクライアントの扱っている商品を洗い出します。

脱毛サロンのメニューを例にします。

・顔脱毛(6回プラン)

・顔脱毛(通い放題)

・全身脱毛(12回プラン)

・全身脱毛(通い放題)

まずは上記のように洗い出します。

■商品にランクを付けていく

商品を洗い出したら次はクライアントへヒアリングをします。

洗い出した4つのプランに3段階でランク付けをしてもらいます。

単価

単価が低いプランに1、単価の高いプランに3を付けてもらいます。

コスト

プラン毎にかかるコスト(原価や手間)が高い物に1、低いものに3を付けてもらいます。

アップセル

LTV(顧客生涯価値)が低いプランに1、高いプランに3を付けてもらいます。

この合計点が高いプランに広告を出すべきではないか?と考えます。

■商品名について調べる

商品名について、下記項目を調べます。

月間検索回数を調べる

商品名で検索しどのくらい検索回数が出ているか調べます。

検索回数が少ないと成果は少なくなります。

しかし競合も少ないという事になりCVRの向上は見込めます。

逆に検索回数が多いと多くの人にリーチ出来る可能性はありますが、

人気カテゴリーには競合が多いというのがネックとなります。

競合が多いと広告を出している企業も多く、

CVRの向上も難しい他、入札単価も高くなりやすいというのが基本となります。

入札単価を調べる

商品名で検索し入札単価を調べます。

この入札単価が低ければ1クリック辺りの費用が抑えられてリーチを沢山かけられます。

逆に単価の高いものになると1クリック1,000円以上となる事もあり、

例えば10件クリックが発生すると広告費は一気に10,000円となります。

■CVRについて調べる

最後にCVRについてです。

上記まで調べた中でCVRが高いプランに的を絞ります。

■まとめ

いかがでしたでしょうか?

このようなアクションを行う事で

「クライアントの利益を最大化する」

というトライフィールドの目的を達成出来ています。 リスティング広告の運用にお困りの方は是非ご連絡をお待ちしております