トライフィールドの習慣【本の共有】に関してお話しさせて頂きます。
皆さんは普段どのくらい本を読んでいますか?
何かを学ぶためには読書をする事がとても大事…しかし読みたい本はたくさんあっても1ヶ月に1、2冊読むのが限度ではないでしょうか?
月に10冊や20冊読むことが出来、全てインプット出来ればとてつもない知識が身に付き仕事の生産性や人生そのものが変わると思いませんか??
弊社では社員それぞれが週に1冊をマストで本を読んでいます。
そして読んだ本の内容をプレゼンするという事を習慣としています。
今回は
■本共有習慣の目的
■プレゼンの項目
・本のタイトルは?
・なぜその本を読もうと思ったのか?
・本の内容をざっくり説明
・今後実行するアクション
この内容についてお話しさせて頂きたいと思います。
■本共有習慣の目的
まずなぜこの習慣を作ったか?についてです。
この習慣を作った大きな理由としては以下の2つとなります。
・プレゼン能力の向上
・人数分の経験値
まず「プレゼン能力の向上」についてです。
本は短めの内容でも200ページほどはあります。
この内容の中で何を伝えるべきか?
どう伝えれば内容が分かるように伝わるか?
要点のまとめ方や本当に重要な部分を引き出す事。
これをする事で長い内容の話を端的に短く伝える能力が身に付きます。
次に「人数分の経験値を得られる」事です。
1人では週1冊本を読むのが限界としても、
仮に4人が読んだ本を共有し合ったら単純に経験値は4倍です。
それぞれ自分の課題、テーマや読みたい本は違うと思います。
ですがそのうち似たような問題や壁に当たる時もあるはずです。
なのでこの発表した内容はExcelにまとめ社内共有し、
「前にこんな内容誰かが話していたな…」なんて思えば本を読まなくてもすぐそこに答えがある状態にできています。
下記にてプレゼン項目の内容をお話いたします。
■プレゼンの項目
「本のタイトルは?」
まずは本のタイトルです。
具体的に本の題名を発表します。
「なぜその本を読もうと思ったのか?」
この本を読もうと思った理由です。
例で言えば自己啓発系の本を読むとしたら
「面倒くさいと思い中々行動できない事が多い」
「目標を達成する自信が無い」
「人と話をするのが苦手」
など今の自分の悩みを話すイメージです。
この本を読めば改善出来るのではないか?と考え読む本を選んでいます。
「本の内容をざっくり説明」
目安は30文字~40文字程度で伝える。
一言で聞いた人がどういう本か想像できるような説明である事。
ただし珍しい言葉が出てきた場合などは説明を追加しながら話を進めていきます。
それもみんなのインプットになり良いメリットとなります。
「今後実行するアクション」
本の内容から、自分の課題に対して出来る事は何か?
これを最低1つ、多くて3つくらいを目安に発表していきます。
そしてなるべく具体アクションまで分解して話す事。
以下、実際に行った本共有の内容を2つほど紹介したいと思います。
■本共有の事例
【事例1】
「タイトルは?」
└仕事の「生産性」はドイツ人に学べ
「何で読もうと思ったか?」
└最近仕事が終わるのが遅くなっていると感じる
「内容は?」
└ドイツ人は日本人より1.5倍生産性が高い
その違いについて書かれている
「実践する内容は?」
19時には帰れるようにタスクを分配する
└上司へ確認すべき内容、マストタスクを優先
タスクの優先順位を考える
分からない事はすぐに質問する
└具体行動は身内の中の話でまずは実践(癖をつける)
日本人→すぐに質問できない
ドイツ人→すぐに質問できる
【事例2】
「タイトルは?」
└学びを結果に変えるアウトプット大全
「何で読もうと思ったか?」
└アウトプットが苦手だから
「内容は?」
└うまくアウトプットする方法が一覧で書いてある
「実践する内容は?」
└自分の言葉で書く事(書く事もアウトプットである)
2週間に3回書くこと(2週間に3回書く事で脳にインプットされやすい)
■まとめ
いかがでしたでしょうか?
こうして本共有を行う事によって幅広い知識をインプットできます。
皆さんの会社でも是非取り入れてみませんか?