Google広告のアカウント設定とは?

Google広告とは?
Google広告とはGoogleにおける検索広告、色んなサイト、アプリ、動画を見ているときに表示されるディスプレイ広告のことを指します。

今日はそんなGoogle広告を始めるにあたって知っておきたい内容を解説していきます。

【Google広告の基本構造とは?】

 Google広告のアカウント構造は、
 キャンペーン、広告グループ、キーワード、広告文
 から構成されています。

 図だと下記のようなイメージです。

 そこで各々の階層で何ができるのか?を紹介していきます。

【Google広告のキャンペーンとは?】

 キャンペーンとは広告を管理するための単位で、
 ・予算
 ・ターゲット地域(都道府県から市区町村、○○から半径km)
 ・デバイス(PC、スマフォ、タブレット等)
 ・スケジュール(出す時間)
 などを設定します。

 各キャンペーンの中にはさらに、
 広告グループ(広告、キーワード)を作成します。

 キャンペーンは、商品やサービスのカテゴリごとに作成するのが一般的です。

 例えばクリニックや整体院などでは症例毎にキャンペーンを分けるイメージです。

【Google広告の広告グループとは?】

 広告グループとはキーワードや広告文を束ねるグループです。

 広告グループでは、グループ内のキーワードによって広告が表示された場合に適用する入札単価(価格)を設定することができます。
 広告の対象となる商品やサービスの種類など、共通するテーマに従って広告を分類するために使用します。

 キャンペーンが大トピックだとしたら、広告グループが中トピックのイメージです。

 弊社では広告文や入札を大きく分けて管理したい時に広告グループは分けるようにしています。
 例えば美容皮膚科であれば、皮膚科というキャンペーンを作成し、その中にダーマペン、ピーリング、ハイフなどのメニューを追加していくイメージです。

【Google広告のキーワードとは?】

 Google広告のキーワードとは、ユーザーが検索した際に広告を表示させたいキーワードを指します。
 ただキーワードはマッチタイプという概念があり、間違えるとややこしいので解説しておきます。

 キーワードのマッチタイプとは?
 キーワードのマッチタイプは完全一致、フレーズ一致、部分一致と3つ存在します。
 各々解説していきます。

 ★イメージ図は下記のイメージです。

 ▼完全一致

 完全一致は、その名の通り指定したキーワードと同じ意味または意図の検索語句に対して広告を表示できるキーワードのマッチタイプです。

 現在の完全一致は厳密に一致していなくても同じ意味と判断された場合には表示されることがあります。ただフレーズ一致や部分一致よりは表示される検索の数は少なくなる3つのマッチタイプの中で「最も狭いマッチタイプ」です。

 ▼フレーズ一致

 フレーズ一致とは、キーワードと同じ意味の検索語句に対しても広告を表示できるキーワードのマッチタイプです。
 文言に差があっても、同じ意味に解釈できる場合は一致と見なされます。また、キーワードよりも具体的な情報を追加した検索も一致します。
 入稿ワードをキーワードが含んでいればもちろん表示されます。
 完全一致よりは守備範囲が広いですが、部分一致よりは狭いというニュアンスで覚えてもらえたらと思います。

 ▼部分一致

 部分一致は、指定したキーワードと同じ意味の検索語句に対して広告を表示できる、キーワードのマッチタイプで最も広いキーワードの守備範囲になります。
 新たなキーワードを発掘したいという時には使いやすいマッチタイプです。

【Google広告の広告文とは?】

 Google広告の広告文とは、

 ・3つ以上の広告見出し
 ・2つ以上の説明文

 から成り立つものです。

 広告見出しは青文字の箇所、説明文は黒文字の箇所を指します。

 ユーザーが比較していると考えるワードの場合には他社と何が異なるのか?
 を広告見出しや、説明文に書くイメージです。

以上です。上記がGoogle広告の基本的な構造になります。
成果を最大化できるGoogle広告アカウントを作っていきたいですね。