皆さんはクライアントや上司からの依頼に対してアウトプットした時、相手との認識がずれていたことはありますでしょうか?
もしかしたら、依頼を受けた時に依頼内容を正確にすり合わせできていないのが原因かもしれません。
相手の役職が上がれば上がるほど、依頼内容は端的になることが多いためその場ですり合わせる必要があります。
トライフィールドでは、アウトプットの内容がずれないように「問題発見の4P」というフレームワークを使っています。
■問題発見の4P
・立場(Position)
・目的(Purpose)は何か?
・範囲(Perspective)はどこまでなのか?
・時間(Period)はいつまでに提出なのか?
※[参考文献] 斎藤嘉則, 問題発見プロフェッショナル: 「構想力と分析力」,ダイヤモンド社, 2001年12月6日
※https://www.amazon.co.jp/問題発見プロフェッショナル―「構想力と分析力」-齋藤-嘉則/dp/4478490341
■立場(Position)
これは相手が誰なのか?
どんな立場の人なのかを指しています。
誰が相手かでやりたいことが変わります。
現場担当者なのか、役員や代表なのかでも求めている内容が変わってきます。
まずは相手がどのような立場の人で、どのような指標を追っているか把握しましょう。
■目的(Purpose)
依頼の目的はどんなものか?
相手が依頼してきた目的を把握しましょう。
ただ単に依頼内容通りの作業用をしてしまうと、相手との認識がズレたアウトプットをしてしまう可能性があります。
目的を把握することで、相手のイメージ通りの内容やプラスアルファのアウトプットができるようになるため、必ず確認しましょう。
■範囲(Perspective)
どこまでの範囲を求めているのか?
相手がどこまでの範囲を求めているのか把握しましょう。
リスティング広告関連であれば、
・期間はいつからいつまでのデータか
・どのレイヤーのデータか
└ キャンペーン、広告グループ、広告、キーワード単位など。
・どの指標のデータか
└ CV、CPA、クリック数、表示回数など。
■時間(Period)
いつまでに提出が必要か把握しましょう。
確認方法のコツは、提出「日時」を明確にすることです。
└ ◯月◯日 ◯曜日 ◯時 →ここまで確認する。
ここまで指定すれば、相手にも安心してもらいやすくなるためおすすめです。
また、納期が短いなら例えば体裁などは粗くて良いかなど確認すると良いでしょう。
■まとめ
いかがでしたでしょうか?
相手から依頼をもらった時には、このフレームワークに沿って確認をしましょう。
もしもアウトプット内容で相手に満足してもらえてないと感じていたなら、是非試してみてください。
そうすれば、相手とのアウトプットイメージもズレず、作業用の時に迷いがなくなり作業時間短縮にも繋がるはずです。